今日の夕方(あれ?もう、昨日か)小耳にはさんだんだけど、北朝鮮が"ピノキオ研究所
”を作るか作ったかしたらしい
vitamin e。
はて?
「ピノキオ研究所って、何?」
忙しく仕事をこなしながら、わたしは聞きなれぬ研究所に思いをめぐらせた。
「兵隊代わりに、前線に配備する木製ロボットの研究所?」
「嘘を吐いたり悪い事をした罰で鼻が伸びたピノキオみたいに、若き首領が、鼻が伸びた
り耳がロバになったりの奇病にでも罹っていて、その治療方法を研究する施設?」
う~む、分からない。
考えても分からないことは、聞く以外に途は無い
bordeaux wine。
わたしは仕事をほっぽりだして事務所兼休憩室に向かい、わたしの小耳に“ピノキオ研
究所”情報を挟み込んだ従業員に問い質した。
「さっき君が言った、ピノキオ研究所とは何のことだったかね?」
「ピ、、、ノ、、キオ研究所?、、、そんなことは言ってませんが」
「言ってないって、ついさっき言ったじゃないかテレビを見ながら」
「テレビを見ながら?」
「そう、“北朝鮮、ピノキオ研究所”って言ったろう」
「、、、ああ、あれですか!」
従業員の声が高くなった
red wine。
「6時のニュースの予告みたいのを見てた時ですね」
「そうそう、わたしが此処に入って来たら言ったろ?」
「“北朝鮮(問題)でイノキを緊急取材ってなんでしょうかね”って言いました」
「北朝鮮でイノキヲキンキュウシュザイって言ったの」
「はい」
従業員は、笑いを堪えている。